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家庭菜園の畝(うね)の作り方・初心者にもわかる家庭菜園の作り方
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畝(うね)とは
畝とは作物を植えるスペース、ベッドのような形状を指します。
畝の幅は上部で75cm高さは15cmとしますが、水はけの悪い土地は畝の高さを高くするなど、
工夫してください。畝をつくった後に、黒のビニールマルチを畝にかぶせるのですが、
よく売られている黒マルチの幅は135cmでこの幅のマルチがとても使いやすいです。
また寒冷紗も、よく使いますが、180cm幅の寒冷紗がこの畝幅とよくあいます。
これらの理由から、畝幅を上部で75cmとしていますが、
畝を高くする場合は、傾斜の部分が長くなりますので、畝上部の幅は狭くしてください。
畝と畝の間隔は中心から中心で1m50cmにします。
この寸法だと通路幅は45cmになります。
土地の条件や耕作面積を多くしたい場合などはこの通路幅を調整して
畝と畝の間隔を決めてください。
※以前、市民菜園を借りていた時は、土地が狭かったので、通路はほとんどとれませんでした。
もし土地が狭かったら。最低限歩ける幅を確保してください。
本来、作物によって畝の形状は作物に適した幅、高さにするのでしょうが、
作物によって畝の形状を変えてしまうと、次の作物を植付けるのに支障がでます。
極力、作物を植えていない時期をつくりたくないので、畝の形状は全作物共通にしています。
畝は南北方向につくります。日当たりを考慮して畝の北側には背の高い作物を植付け、
背の低い作物は南側に植え付けるようにします。
他の作物の日照に影響してしまいそうな作物は北側で複数列使用して植え付けるようにしましょう。
作業としてはまず、堆肥、苦土石灰、化成肥料を畝をつくる場所にまきます。
肥料、堆肥の記事はこちらからどうぞ
標準的な量は堆肥は畝1m当たり1s、苦土石灰と化成肥料は100gにします。
(化成肥料、苦土石灰ともほぼ1ccが1gなので計量カップ等を使うと便利です)
よく、植え付ける1週間か2週間前に※鋤込み耕すと言われています。
これは、植え付けた作物の根に障害が出やすいとの理由のようです。
しかし、今まで植付け当日の鋤込みで障害がでたことはないので
鋤き込んだ直後に植付けをしています。
※鋤込みとは、農機具やくわなどで、土に肥料や堆肥を混ぜ合わすことです。
堆肥、苦土石灰、化成肥料を畝幅いっぱいに極力均等にまいた後、
30cm程度の深さまでスコップで土の上下を逆さに(天地かえし)するように、
また土の塊などはくわでよくほぐすように耕しながら、鋤込みます。
耕し終わったら畝の形状をくわなどを使って整えます。
畝ができたら幅135cmの黒マルチをかぶせます。
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黒マルチの効果とは
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さあいよいよ種を蒔きます。自分の食べたい野菜の種を用意しましょう。もちろん苗でもOKです。
でも蒔く時期は決まっているので必ず季節に合った種と苗を用意します。
地面に直接蒔いてもかまわないのですが、我が家は 黒マルチシート をかぶせてから蒔いています。
黒マルチシート の効果はいろいろあります。まず地温が高まって、寒さ対策になります。
それに黒マルチシートには雑草が生えません。夏は湿り気が保てるので水やりの回数を減らせます。
では、黒マルチシートの使い方を紹介しますね。 |
畝に黒マルチシートをかぶせます
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畝を覆うように、マルチシートをかぶせます。
よくマルチシートの中心に線が描いてあるのでこの線を畝の中心に合わせてかぶせます。 |
マルチ押さえ
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マルチシートが飛ばないように、マルチ押さえで固定します。
端の隅をマルチ抑えを使って抑えてから数メートルおきにマルチ抑えで固定します。
土を端にのせて押さえてもよいのですが、マルチ押さえは手軽で使いやすいです。 |
マルチシートに穴を開ける
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穴を開けやすく加工してある黒マルチシートもありますが、野菜によって植え付け間隔が違うので私は自分で穴を開けています。
これで作付けの準備は完了です。
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